Ba.まるより
28歳で住んでいた函館を飛び出し、上京し、太陽族に入り7年が経ちました。ボーカル花男が函館に会いに来てくれて、9年。
その間、たくさんのファンの方、ライブハウスの方、太陽族を親身になって応援して頂いている方、そして家族・親戚・友人に支えて頂き、歩き続けることができました。
今までの人生の中で、一番笑顔あふれる時間であり、がむしゃらになれた時間であり、温かい手を差し伸べていただいた時間です。
さらに、かけがえのない景色、出会い、別れ、たくさんの宝物を心に刻むことが出来た時間です。
本当に。
本当に、心より感謝しています。
ですが、現・太陽族4人は、みなさんの期待を裏切る形で、活動休止となります。
心の中は、申し訳ない気持ちと、悔しい気持ちでいっぱいです。
しかし、話し合いが進んでいく途中、色々な想い、色々な言葉が飛び交う中で、諦めてしまった自分がいたことも事実としてここに報告させてください。
何が原因なのか?
大切なところは、それをここで伝えることではない。
そう、自分は考えています。
何があってもこの4人で走り続けたい。
その気持ち。
その気持ちさえ、自分が力強く持ち続けられていれば、このような発表に至ってなかったと、今、この文章を書きながら思っています。
解散ではなく、活動休止。
限りなく解散に近づいていたことも事実です。
首の皮一枚繋がっているかのようなこの発表は、今の自分たちにとっては最大の前進なのかもしれません。
その手を差し伸べたのは、自分ではありません。
だけど、その手を掴んだ自分がいます。
太陽族が大好きで、太陽族が人生で、太陽族が僕の全てに繋がっています。
性格なのか、、、活動休止と発表するからには、責任を持ちたいと思っています。
ですが、約束もできません。いつ復活ライブをするとか、そういう事を言えるほど、簡単ではない状況だと痛感しているし、今はそんな事も考えられません。
そして、そんな軽口をたたけるような発表ではありません。
この4人でライブがしたい。
これが、本当の本当の本心ですが、今は歩みを止めます。
いつかまた、そこに立つ時がくるのであれば、それを最大の恩返しとさせていただき、その時まで少しでも自分の器を大きく磨きたいと、そう思っています。
最後に、この発表を直接伝えることなく、この場で知らせることになってしまった全てのみなさんに、心よりお詫び申し上げます。
太陽族 石丸義之
(2016.01.10)